2025年7月3日(木)放送の「カンブリア宮殿」で建築家の安藤忠雄さんが紹介されます!
安藤忠雄さんは「世界の安藤」と呼ばれ、国内外から高い評価を得ている方です。

安藤忠雄さんは何がすごいの?
安藤忠雄さんの作品といえば、コンクリートをよく使っていますね。
今回は、安藤忠雄さんの何がすごいのか、なぜ有名になったのかについて紹介します。
【カンブリア宮殿】安藤忠雄は何がすごい?
安藤忠雄さんは、光や空間を上手く利用したコンクリート建築がすごいと世界的に評価されています!
また、安藤忠雄さんが建築を独学で学んだ点もすごいといわれています。

海外の有名な学校で学んだのかと思ってた!
安藤忠雄さんは、1941年に大阪府に生まれ、大阪府立城東工業高等学校を卒業しました。
報酬が良かったことから高校生の頃にプロボクサーとしてデビューしました。
しかし、1年ほどでボクシングの世界からは引退します。
その後、中学時代の数学教師や自宅の建て替えを担当していた大工さんの影響で建築の世界へ興味を持ちます。
建築関係の大学には通わず、独学で猛勉強をしたことで建築士試験を1発合格します。
二級建築士や一級建築士の資格を取得しながら、建築設計事務所でアルバイトをしていたこともあるそうです。
木工家具の制作で得た資金で海外へ渡ります。
欧米やアフリカ、アジア、ヨーロッパなど様々な場所を訪れながら人生について考えを深めていったそうです。
帰国後は、個人住宅から始まり、商業施設や仏教寺院、キリスト教会など幅広く建築をするようになります。
【カンブリア宮殿】コンクリートへのこだわりとは?
安藤忠雄さんの作品にコンクリートが多く使われているのは、建築への思いが込められているからのようです。
安藤忠雄さんは、作品にコンクリートの建物が多い理由について下のように話されています。
コンクリートというのは20世紀を代表する材料で、なおかつ誰にでも手に入る材料なんですね。私は誰にでも手に入る材料をもって、誰にでもない世界を創りたいと思うんです。引用:NHK「50周年特別シリーズ」
安藤忠雄さんの名前が広く知られるようになったきっかけでもあるデビュー作の「住吉の長屋」もコンクリートが特徴の建築です。
採光は、中庭のみから取るなど斬新なデザインが評価されているようです。
安藤忠雄さんが有名になったのもコンクリートを使ってのデザインが高く評価されたからのようです!

大阪府の住宅街にある「光の境界」も安藤忠雄さんの代表作の1つですよ!
コンクリートを巧みに組み合わせ、教会の十字架をコンクリートとコンクリートの間から差し込む光で表現しました。
十字架となる部分にはガラスが入っています。
しかし、安藤忠雄さんは最後までガラスを入れることを渋っていたそうです。
実用性を考えるとガラスを入れない選択はないのですが、それほどコンクリートで作る建築デザインへの思いが強いようです。
【カンブリア宮殿】安藤忠雄のまとめ
- 安藤忠雄さんは、光や空間を上手く利用したコンクリート建築がすごいと世界的に評価されている
- 安藤忠雄さんは建築を独学で学んだ
- 作品にコンクリートが多く使われているのは、建築への思いが込められているから
安藤忠雄さんの作品巡りをするのも面白そうですね♪
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