朝ドラ「あんぱん」で屋村草吉が朝田家に届けたあんパンは、1個10銭でした。

釜次が値段に驚いたシーンがありましたね!
ここで、あんパン1個が10銭は高いのか、現在の感覚で考えるとよくわからないという声がありました。
そこで今回は、朝ドラ「あんぱん」のあんパンは高いのか、昭和初期の物価を給料と比較して調査しました。

朝ドラ「あんぱん」のあんパンは高い?
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) April 6, 2025
朝田家にあんぱんのお代をもらいにきた草吉に、釜次は激怒!
「人の弱みにつけこんで、足元見よって」
「あんたが一番ばくばく食べてたでしょ」
結局、くらがへそくりで払いました👛#江口のりこ #吉田鋼太郎 #浅田美代子 #細田佳央太 #阿部サダヲ#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/CGiFuk2GvJ
昭和初期の屋台のうどんが約8銭だったので、あんパン1個10銭は、やや贅沢品と考えられます。
朝ドラ「あんぱん」の第5話で、屋村草吉が持ってきたあんパンによって生きる気力をもらう朝田家。
後日、屋村草吉は大人が食べた分の代金を貰いにやってきます。
屋村草吉のあんパンは1個10銭でした。
釜次が値段に驚いていましたね!

あんパン1個10銭って驚くほど高いのかな?
昭和初期の物価は下のようになっていました。(一例)
品物 | 物価 |
カレーライス(1杯) | 10~12銭 |
そば(1杯) | 10銭 |
コーヒー(1杯) | 10銭 |
食パン(1斤) | 14銭 |
天丼(1杯) | 60銭 |
ビフテキ(1枚) | 80銭 |
あんパン1個1銭とは、当時のカレーライスやそば、コーヒーなどと同じくらいの値段だったようです。
裕福な家庭が行くようなレストランで出る「ビフテキ」が1枚で80銭なので、あんパン4個ともなると簡単には手が出せない値段とも感じられます。
昭和初期の給料はいくら?
昭和初期の物価を考えるために、給料がいくらだったのかまとめました。

1円は、約100銭になります。
【昭和初期の給料】
職業 | 給料 |
公務員初任給 | 75円 |
サラリーマン大卒(早慶) | 80円 |
サラリーマン中卒初任給 | 35円 |
東京小学校教師給与 | 76円 |
市電運転手初任給 | 50~60円 |
公務員初任給で75円になるので、1個10銭のあんパンを買うとすると700個は買えることになりますね!
当時の給料から考えても屋村草吉のあんパンは、高級品というわではありませんが、ちょっとしたご褒美程度には高かったようです。
朝ドラ「あんぱん」あんパンは高いのまとめ
朝ドラ「あんぱん」の1個10銭のあんパンは、当時の物価や給料から考えても「やや高い」ものになります。
金銭的に余裕がなかった朝田家にとっては、1個10銭は、気軽に買うようなものではないことがわかります。
朝ドラ「あんぱん」から昭和初期の物価などを知っていくのも面白いですね♪

コメント